『霊媒師いずな』(れいばいしいずな)は、原作:真倉翔・作画:岡野剛による日本の青年漫画作品。
本項では便宜上、『スーパージャンプ』休刊までの内容である『現代都市妖鬼考 霊媒師いずな 〜the spiritual medium〜』(げんだいとしようきこう れいばいしいずな ザ・スピリチュアル・メディウム)を「第1部」、『グランドジャンプ』移籍後の内容である『霊媒師いずな Ascension』(れいばいしいずな アセンション)を「第2部」と呼称する。
現役女子高校生の霊媒師イタコ少女・葉月いずなが、現代の迷える人々の霊や妖怪に関する悩みや事件を解決していく物語。同じ作者が1993年から1999年にかけて集英社の少年漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』に連載していた『地獄先生ぬ〜べ〜』(以後、『ぬ〜べ〜』)のスピンオフ作品であるが、いずなや玉藻京介が登場すること以外、『ぬ〜べ〜』との直接の繋がりは明言されていない(ぬ〜べ〜を、以前いた街の霊能者の知り合いのような描写で話すことはある)。また、掲載誌が青年向けということもあって『ぬ〜べ〜』以上に過激な性的描写が盛り込まれている。